MESSAGE

井原教授からのメッセージ

「都会だけで得るもの」は、
なくなりつつあります。

まずみなさんに知っていただきたいのは、「地方でも高度な小児科医療を学ぶことができる」ということです。

「地方で働くデメリット」のひとつとして、以前は情報の伝達スピードが遅いという点がありました。最新の情報は東京や都市部にあり、後々地方へ伝聞で広がっていくようなイメージです。
しかし現在は、治療法、診断法、海外の論文など、さまざまな情報が一斉にメールやインターネットで配信されています。日本のどこにいても情報が手に入るようになり、伝達差は縮小されてきています。
「地方」と「都市部」の隔たりは、今やほぼ感じません。

さらにはコロナ禍によって、様々な分野でオンライン化が進んでいます。
学生とのコミュニケーションもWebを通じて行う機会が増えてきました。
学会は一部がWebで行われるため、「学会期間中ずっと東京にいる」という例は少なくなっています。

もちろん都会にもいい面がたくさんあります。しかし「いつかは地元に貢献したい」「ゆくゆくは地域医療を学びたい」と思っていても、実際にはタイミングを逃してしまいがちです。

大分大学医学部小児科学講座では、海外の小児病院や大学・研究所への留学など、各自のキャリアアップに合わせた環境を提供しています。
大分で働きながら、世界に羽ばたいていく小児科医・研究者を育成してくことが、私たちの目標です。
「地元の大分に貢献したい」
「地域医療を学びたい」
という想いを持ったみなさん。
ぜひ、大分大学医学部小児科学講座で学んでみませんか。

医学部小児科学講座 教授
井原健二
留学について